電子定款の認証の実務

高知県は、公証役場は四万十市と高知市にしかありません。
電子定款の認証は、高知市の高知合同公証役場で行います。

なので、郡部のほうから電子定款で会社設立する事例は少ないようです。

とりあえず、電子定款認証の実務の備忘録です。

●紙の定款を作成する

 一番最後に、「上記発起人の定款作成代理人 司法書士 ●●●●」を書いとく
 (この名前の後ろに電子署名をするため)

●定款をPDFにする

●PDFを、パソコンで電子署名する

 会社の登記申請できるソフトを使っていたら、そのソフトでできると思います。

 ソフトがない場合は、電子署名するソフトを購入する
 うちは、株式会社リーガルのSkyPDFというソフトを使っています

●公証役場に定款を事前に確認してもらう

 FAXで作成した定款を送る

●インターネットから公証役場に電子定款の認証申請をする

 電子署名した定款を申請書に添付して送る
 電子公証人は、武田さん

●高知の公証役場に電子定款を取りに行く

 司法書士が取りに行くか、復代理人を依頼人にして取りに行ってもらう。

 電子定款は、CDでくれるので、空のCDを1枚持って行く
 登記申請は、紙の定款のほうが申請が簡単なので、
 紙の定款を2通(本人用と登記用)事前に頼んでおくとよい

 持って行くもの

  電子定款認証に関する発起人からの委任状
  発起人の印鑑証明書
  司法書士の身分証明書
  52000円くらい

  依頼人に取りに行ってもらうときは、復代理の委任状
  司法書士の印鑑証明書、身分証明書

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この記事を書いた人

昭和58年開業以来、はや30年以上経ちました。
 当事務所は、これまで地元幡多地区(四万十市、黒潮町、土佐清水市、三原町、宿毛市)の方を中心に、遺産相続のご相談にお答えしてまいりました。
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